母乳
2001/4/11 母乳保育1 その1 【 問題は簡単です。】
【食べる時は食べる寝るときは寝る】
2001/4/14 母乳保育1 その2 【だらだら飲みから目覚めて飲むへ】
母乳保育 1 その1
生まれて、5日目の赤ちゃんとお母さんの哺乳のお手伝いに行って来ました。
生後、まもなくの赤ちゃんはそれはもう湯気がたちそうなくらいホワホワとかわいいですねー。
でも、お母さんと赤ちゃんは、おつぱいで悪戦苦闘です。
以前、このお母さんの妹さんがおかぁさんになったときに
やはりおつぱいで大変だった時に、お手伝いしたのですが、
そのときは、もう、1ヶ月もたっていてほとんどおつぱいは、パンパンなのに
赤ん坊のほうは、飲んでくれず、ほぼミルクの状態でした。
何とかして欲しい。と、言われて伺ったのですが、
本人は、おつぱいが足りないとおもっていて、だから飲んでくれないと思い、
パンパンに大きな胸になっているにもかかわらずせっせと粉ミルクをあげていました。
とりあえず、どのように飲ませているが見せてもらって
飲み方、飲ませ方を見ましたが、
多くの初産の方と同じくうまく、加えていない加えさせていない状態でした。
【問題は、簡単です。】
正しい加えさせ方と、飲み方のリズム、授乳間隔のことなどを丁寧に説明とサポートをしてあげればよいのです。
そして、多くの育児書や、病院での授乳指導介助の根拠のない間違いを正し、ちょっとやり方を母体と赤ん坊と自然のリズムに変えてあげればよいのです。
しかしながら、適切な母乳指導をしているところがなんと少ないことか、と、いつもながら残念におもいます。
はじめてお母さんになった方はなれない育児とホルモンの急激な変化などによる不安と赤ちゃんとのリズムが会わなくてくたくたになっているのです。
そして、初期の子育てと自分自身の体のバランスをとるためにも大事な母乳保育が手探りの中で四苦八苦しながら行っている方が多いことに憂います。
さて、この1ヶ月たつた赤ちゃんの場合、一番の問題は母子の心理的なやり取りです。
1ヶ月もたつと、ある程度それなりの赤ん坊のリズムが出来てきます。
それをまた、認識させてあげなくてはいけないのです。
まず、だらだらと眠りのみしながら、自分の口、舌、顎をフル稼働させて吸うという行為を放棄している状態から
戻してやることが必要なのですが、これが結構あの小さい身体で抵抗反発してくるのです。
そうですよねー。今までやってきたやり方を変えられるのですから。
増して、何故そうしなくてはならないかわからないのですから。
だから、丁寧に赤ちゃんにお願いします。
ちょっとなれるまで大変でしょうが、お母さんのおっぱいをしっかり飲んでくださいね、と。
飲んでくれないと、お母さんが大変つらいし、そしてあなたにとってもこっちのほうがよりよいんですよ。
などなどいろいろと話し掛けてきます。
結構、しっかりと聞いてくれます。
そして、最後に毅然と,
食事は、だらだらと、寝ながらは食べてはいけませんよ。食べる時は食べる寝るときは寝るのよ、と。
【食べる時は食べる寝るときは寝る】
この哺乳のリズムが、その後の食事などのしつけにつながっているのです。
ある時突然、だらだら食べたり食事の時にきちんと食事を取れなかったりということではないのです。
これは、始まっているのです。
子供はとても素直なのです。
習慣にしたがっているのです。
突然ご飯などの固形食を食べる時にしつけが始まるのではないのです。
楽に、楽しく子育てしたかったらこのリズム(身体と自然界の)をちょつと考えるとよいと思います。
お母さんにも丁寧に話しをしてあげます。
そうすると、次に何が起こるのでしょうか?
母乳保育1 その2
【だらだら飲みから目覚めて飲むへ】
授乳にとても時間かけている割には、
なかなか飲んでくれたという実感がない。
抱っこの状態から、
赤ちゃんをおろすとすぐめざめてしまい、
また落ち着かなくおっぱいを欲しがり、
最後には、
お母さんが、「飲んでる量が足りないんではないか」という不安から
ついには、粉ミルクを足してしまうということが、
多くのお母さんが経験していることです。
そうすると、赤ん坊は、3時間以上長いときには6時間も寝ます。
こうなると、「やっぱり足りなかったんだわ」
「私のおっぱいでは足りないんだわ」と、言う思いになります。
ところが、3時間以上も赤ちゃんが吸ってくれないおっぱいは、
長くなれば長くなるほど、時間の経過と共に
パンパンに膨らんできます。
で、眠りから目覚めた赤ん坊は、
張りすぎたおっぱいにかわいらしい口でとりかからなければなりません。
それは、あたかも堅い岩盤に顎が外れそうなくらい大口を開けて
かじりつかなければいけない作業となります。
哺乳ビンの口になれてしまうと、
ちょっとのおちょぼ口でも、わずかな口の動きで
楽に飲む、飲めることを知ってしまいますから、
そんな面倒なことはしたくありません。
母と子がお互い慣れないなかでやっていますから、
本来楽しく快感になるはずの授乳が
戦いとかしていきます。
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